オンブズマン制度~より開かれた市政を目指して~
■オンブズマンとは?
スウェーデン語の「OMBUDSMAN」が原語であり、代理人などと訳されています。一般には、市民の権利と利益を守る代理人として行政の監視を行う任務を持つ職とされています。1809年にスウェーデンで創設されたオンブズマン制度は、国民と行政のかかわりが増大していく中、1970年代に入ると急速に各国へ普及しました。
■市民オンブズマンまいづる 設立のきっかけ
舞鶴市では、二元代表制として市政を監視するはずの市議会が機能不全をおこしています。
その為に市政の監視が行き届かず、行政側の税金の無駄遣いや市民への質問や同意が無いままに多数の事業が行われています。
そういった現状に異議を唱える舞鶴市民が市民の立場で行政を監視しチェック機能となるように市民有志により設立されました。
市民有志により設立しましたので特定の国政政党や宗教団体の支援は一切受けずに市民ボランテイアだけで運営しています。
■オンブズマン制度の目的
この制度は、市民の権利利益を擁護し、市政を監視し、市政の改善を図ることにより、開かれた市政を推進し、市民の市政に対する理解と信頼を得て、市民の意向が的確に反映された市政運営に役立てることを目的としています。
■オンブズマンの仕事
市民オンブズマンまいづるは次のことを行います。
1.市の業務に関する苦情の申立てを受け、市民有志が調査します。
2.市政を監視し、市政に関する事がらを、自ら取り上げて調査(発意調査)します。
3.調査の結果、市の業務に是正すべきことがあれば、市に直接訴えます。
4.制度の改善を求めるための意見を表明することができます。
5.調査の過程、調査結果、意見表明などの内容を公表します。
■市民オンブズマン まいづるの財源
市民オンブズマンまいづるは100%市民による運営です。
特定の国政政党や宗教団体の協力や補助などは一切受けていません。
財源は100%会員による寄付だけで運営しています。